2015年11月22日日曜日

いつだってものは考え様





ある日の例。今日も農村のそのまた奥地でセッションを行い、レンタルしたバイクでスタッフとファシリテーターと自分とナンバレに帰ってきました。開始時間に遅れていると言いながらもまったりとお昼を済ませて、あまり焦るでもなく出発。なぜか借りたバイクが今にも崩れそうなレベルで壊れていて、毎回エンジンをかけるのに手こずり、一度ブレーキを踏むと止まってしまうというポンコツ(別のフィールドに向かったボスは一人なのに新しい方のバイクをシレっと乗って行ったため)にスタッフとファシリテーターと自分の3人乗り(基本ノーヘル)でトウモロコシ畑や森に囲まれた赤い土のでこぼこ道を進むこと50分。サトウキビを積んだトラクターとすれすれですれ違ったり水たまりやでこぼこにはまりそうになるたびキャーキャー気が気じゃない私に「ッハーハ!これでもゆっくり走ってる方だよ。」といたって陽気なスタッフ。
4つのグループにセッションを終えてくたくたになりながら何度も止まってしまうポンコツバイクと道ばたで立ち往生しながらでこぼこ揺られる帰路、さすがに「はあ、、」とため息を漏らしそうになったときに、スタッフが「もし今雨の中だったらと想像してみろ?雨じゃないだけでも神様に感謝するよ。今日はほんとにラッキーだな!ハッハッハー!」という感じで最強に明るいので、相変わらず全身土埃まみれになりながらもなんだか自分まで「たしかに今日はすごいハッピーな日なんじゃないか。セッションもうまくいったし。夕日はきれいだし。」とバイクに揺られながら思い直したりするのです。どうせ単純です。
セッションでも参加者を巻き込むのがうまい話上手なスタッフなので、都合よく丸めこまれてるような気がするときも有りますが、、。

次の瞬間には雨が降るかもしれなくても、今はくよくよしないで明るく考えようという人々の逞しさは見習いたい所です。

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